料金設定はどうするか

 「院長、開院したいったいいくらお客様から料金をいただいたらいいのかな、って悩んでしまうんです。」

 「あー、わかるねえ、確かに料金設定っていうのは悩んでしまうところだよね。」

 「はい。あんまり高いといらしていただけないだろうし、あんまり少ないと食べていけないし。」

 「うん。あのね、そういう風に考えるともうわかんなくなっちゃうと思うんだよ。

だからいっそ自分の仕事は正当に評価されたらいくらなのだろう。と考えてみたらどうかね。」

 「おお!新しい発想!(*_*)」

 「いや、こっちが本筋だと思うけどねえ・・・。<`〜´>」

 「そう言われればそうですね。はい。」

 「でもね、悩んじゃう気持ちもよくわかる。安いほうが来るかなあ、高くしたほうが格が上に見えるかなあ、近隣の同業者よりは安くないといけないかなあ、とかね。難しく考えればいくらでも難しく考えられるよね。」

 「はい、なんだかシミュレーションしてて、いったい幾らもらったらいいんだ!ってことになってしまったんです。」

 「うん、そこで1つ忘れない方がいい要素があるんだよ、なんだと思う?」

 「え、立地ですか?それともうーんと・・・。」

 「そのシュミレーションをしているときにスタッフは雇っているのかな?」

 「とりあえず開業したての1人でやっているところを想像していますが。」

 「なるほどね、それなら忘れない方がいいのは、いずれスタッフを雇うのか、ずっと1人でやっていくのかで違ってくるってことだよ。」

 「???」

 「つまりさ、自分ひとりならだよ、5万円の家賃のところで1時間3000円もらって施術していたって、1日6人施術したら18000円になるだろ、24日営業したら432000円になる。家賃を払ってもなんとかやっていける金額だよね。」

 「はい。」

 「でもさ、人を雇ったらその人にお給料を出さないとその人がやっていけないじゃない?となると1時間施術したら2000円から3000円くらいは出さないとその人も暮らしていけないわけだ。

お客さんから3000円いただいて、施術者が間を取って2500円取ったとしたら残るは500円。これじゃあスタッフを雇っているほうが大変になってしまう。

場所も大きくなきゃいけないし、もしかしたら保険に入ったり、交通費を出したり、なんやかんや人を雇うのにはお金がかかるから。」

 「おおー!新しい発想2!」

 「いやいやいやいや、新しくないけどね。」

 「そう、ですか・・・」

 「うん。まあ、でも最近多いのが1時間3000円くらいの施術費で多くの人を雇って運営している会社が多くなってきたね。

かなり薄利多売なんだと思うけど。それはそれで一つのやり方だろうと思うけど、薄利多売だから、そこそこのボリュームでやっていく必要はあるだろうね。」

 「そこそこのボリュームはちょっととりあえずは難しいような気がします。」

 「あと、あの、最初はどうしてもビビッて自分のしている仕事より低く見積もる人が多いように思えるので、その辺も一応そういうものだ、と思っておくといいかも。後で上げるのはとても難しいことだと思うから。下げるのは簡単だけど。」

 「なるほど、そうですよね。」

 「ね、でも一応それでもビビッちゃう、ってことなら、最初だけオープニングキャンペーンなんです、だからお得な価格で提供します、ということにすれば良いかもね。」

 「ははーん、さては院長、頭脳派ですね。<`〜´>」

 「ちょっと馬鹿にされた気がする…いや、実は僕は後になって【ああ、こういう方法もあったな】って気づいただけだから、自分のときには役立てなかったよ、この方法は。」

 「無意味な頭脳派ですね。」

 「ええーい!もう!」

 

絶対的に

こういうことを考えるにあたってはどうしても相対的に考えがちですよね。「あそこの院は6000円だから・・・」「都心部では7000円だから・・・」「あいつは3000円でやっていたから・・・」などなど、でもそれでおかしな料金設定をしないで、自分の仕事の価値をもう少ししっかり見つめて絶対的に価格を決めてみたらどうでしょう。

いや、相対的に見てはいけない、ということではないのですが、あまり比べてばかりいると自分を見失うのではないかと心配なのです。惑わされないようにしたいものです。

 

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