何をしていたらいいの?という状態を作らない

 「ベテラン君、さっきさお客さんにおつりを渡したあと、何も言わずにお札をキャッシャーにしまっていたでしょ?」

 「ええっとそうでしたっけ?そうだったかな。」

 「あれはNGだよ。そう、ノーグッドだ!」

 「あれ、何が悪かったでしょうか?」

 「うん、つまりさ、お客さんはおつりはもらったけど、その次、どうしていたらいいのかわからない状態が少しできちゃったわけじゃない。そこがよくないね。」

 「どうしていたらいいのかわからない状態?」

 「そうそう、君がお札をしまっている間、あの方は【ええっと】という顔をしながらちょっと回りを見回していたよ。つまり【ええっと私は、あそこに座ったらいいのかな?それともここで立って待っているべきなのかな?】みたいなことを一瞬考えていたと思うんだ。ほんの数秒だろうけど。でもほんの数秒でも【?】と思うくらいなら、君がお札をしまう前に。もしくは仕舞いながら【スリッパにお履き替えいただき、そちらのベンチで座ってお待ち下さい】と一言言えば、その【?】はなかったはずじゃない。だったらそれを先に言うべきだよね。」

 「ああ、そうか。」

 「うん、小さなことのような気がするけど、結構積み重なると大きなことだよ。いつも相手の身になって感じてみるようにね。考えてもだめだよ。感じてみるんだよ。」

 「わかりました!」

このサイトの内容が良いなと思ったらぜひメルマガに登録してみてください。

このサイト内より最新情報を綴っていきます。

そして過去のメルマガは公開していませんので、逃さぬようにお早目のご登録を〜

 

戻る | ホーム | 次へ