肯定してから「ただ・・・」と答える

 「そうそう、ベテラン君、あのさ会話の中全般に言えることだけど、これも気をつけるといいよ。ええとね、同じ内容なんだけど、どっちがいいか比べてみてね。
【あー、わかりました。はいはい、ええ、大丈夫ですよ。あ、納期が10月になっちゃいますがよろしいですか?ええ、はい。わかりました〜】

【あー、いや、実はちょっと混みあってまして、10月にならないと納められないんですよねー。ええ、いいですか、すみませ〜ん】
これね、どう?結構違わない?聞いた感じがさ。同じことなんだけど。」

 「いやー、かなり違いますね。なんか後者は仕事を受けたくないくらいに感じますね。」

 「そうでしょ。別に悪気があったり、仕事を受けたくなかったりするつもりはなくてもそんな風に聞こえちゃうんだよね。否定から入ると。だから返事に条件がついたとしても肯定先にしたほうがいい。最終的には断らなくてはいけない話でも最初は肯定でもいいくらいだね。」

 「あー、僕、先日気になっている女の子をデートに誘ったんです。」

 「あー、君も気が多いね。なんだか。」

 「はい、もう手当たり次第なんで…ってんなことないですよ!で、で、ですね。【来月ディズニーランドに行かない】と誘ったわけです。確かディズニーランド好きだって言っていたのを聞いたことがあるんで。そしたら嬉しいことに【ありがとう〜!いいよ〜】って言うんです。」

 「おー、やるねえ。もて期?」

 「いや、ただ、、ただですね。その後に【あ、でも来月はちょっと資格試験の準備で忙しいんだよね、だからもうちょっと先でもいい、暖かい時期に行きたいよね。】とか言われました。それでも【一緒にデートできる】と喜んでいたのですが。ええっと、これってもしかして断られてます?」

 「あー、そうねー。暖かくなるのはだいたい半年先だよねえ。その公算も大きいかもねー。もて期撤回かもねー。」

 「彼女、院長の教え子じゃないですよね。」

 「ないと思うなあ。そういうことを本能的にわかってるんだろうね。君より上だな。」

 「う、うーん。とにかく、否定する前に肯定する。【はい、よろこんで〜】の後に【ただ、】と言うことにします。いつだってそうしてやるさ〜!!!ちくしょうめー!」

 

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