どうしたら喜んでくれるのかを頭をひねって考える

 「前回話したようにさ、喜んでもらうことを頭をひねって考えることって大事だと思うんだよね。」

 「いや、院長を見ているとそう思われているんだろうなといつも思いますよ。」

 「うん。で、前回僕が嬉しいなと思ったのはさ、【こうしたら喜んでくれるかも】って君が考えたことだよね。僕が【こうやろう、そうしたら嬉しいはずじゃない】って言ったのに【はーい】って付いてくるのは簡単だけどさ、自分で考え出す、ということをしたからさ。」

 「あ、そうですか、そう言ってもらえると嬉しいですね。」

 「うん。クリエイティブな仕事ってそういうことを言うんだと思うんだよね。どんな仕事でもクリエイティブになれると思うし、どんなにパッと見クリエイティブでもそうじゃなくなる場合があると思うんだ。」

 「んー、どういうことですか?」

 「例えばさ、公園を掃除して回る仕事があるとするじゃない?普通その仕事をクリエイティブだとは誰も言わないんだけど、やり方によってはクリエイティブにできると考えているんだよ。例えばさ【前任者は右回りに掃除していたけど、逆のほうが5分縮められるな】とか【エアーを使う機械で全てやっていたけど、ここの植え込みは熊手のほうが綺麗にできるし、時間も短くなるな】とか【鉄製の遊具はこうやってさびを落とせばより綺麗に見えるな】とか【この3万円の掃除機器を購入してもらえば僕の人件費のことを考えれば3ヶ月で元が取れるから購入を提案してみよう】とかね。」

 「おお、考えてますね。」

 「そう、考えて少しでも良い仕事にしようとすればそれはクリエイティブだと思うんだよね。」

 「で、逆もあるわけですね。」

 「そうそう、例えばWEB制作をしています、という人がいたとして、それってまあクリエイティブだと言われそうな分野だよね。でもそれがさ、【えーっと、雑貨屋さんの紹介のサイトか、まあだいたいいつものレイアウトでいいかな。配色は昨日見たあのヘッドスパのサイトのを参考にしよう。で、うーんと写真の撮影はいつものA君に発注しよう】とかいう仕事っぷりだったら全然クリエイティブじゃないよね。」

 「あー、本当だ、そんな風に言われるとそうですね。職種だけで考えちゃいけないかもですね。」

 「うん。なんというか職種だけ見て【かっこいい】とか【憧れちゃう】とか思う人もいるけど、やっぱりその仕事をどのようにやっているか、が大事だと思うな。なんかこれは全般的な話だけどさ。だからもちろん君らだってクリエイティブに仕事をすべきだと思うよ。」

 「ですね。より良い施術、より良い接客などを考えていきたいと思います。」

 「そうだね。で、開業を目指している君としては、こういった組織の運営全てをクリエイティブにやっていくことを考えなきゃね。何しろどんな職種も最初は自分ひとりでやるわけだからね。」

 「そうですね。それこそ経営ってことですね。」

 「うん、こんな小さな組織を率いているだけだからなんというか【おこがましい】話ではあるけどね。ははは。」


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