感動までしていってもらう

 「この間読んだ本に書いてあったんです。【ANAではいつも私が飲むペリエを何も言わなくてもスッと出してくれる】とかって、なんだかいいですよねえ。」

 「いや、【いいですよねー】じゃないよ。それやってないの?やってるよ、うちだって。」

 「院長、お客さんとの付き合い方なんですけど、ちょっと見えなくなってきた部分もあってですね。今後どういう方向へ向かって努力しようか悩んでいるんです。何かアドバイスはないでしょうか。」

 「お、悩める男も悪くないねえ。よし、僕の思うところを伝えるよ。あくまで【僕の思うところ】だけどね。」

 「いやいや、それでいいんです。そのヒントにでもなれば。」

 「わかった。僕はね、どんな形でもいいから【感動】してもらいたい。と思ってやっているんだ。【あんなに辛かったのが嘘みたい!】とか【すっごく素敵な内装だった】とか【あの人としゃべっていると力がぐっと抜けるんだよー!】とか、ついついブログに書きたくなるというか、人に伝えたくなっちゃうというか、1ヶ月は久しぶりに会う人にはその話で盛り上がれちゃうとか、そういう世界を目指しているんだ。」

 「ああ、なんというか半分くらい理解できました。とにかく喜んで欲しいと?」

 「そうそう、とにかく【想像以上の】ことができたらいいんだよ。【普通こうだろうな】ではないことを体験していっていただきたいんだ。それは毎回じゃなくてもいい。そういうことができるチャンスがあったらどんどんすっごく嬉しいサービスをしたら良いよね。」

 「【想像以上の】ですか、なんだかとってもハードルが高いような気がしますね。」

 「いやいやいやいや、そう考えちゃうと何にもできないからさ、ええと、もっと気楽に考えていいんだよ。例えばさ、【ちょっと寒そうだからタオルをもう一枚よけいにかけて差し上げよう】とか【ちょっと咳き込んでいたな、帰りに僕の持っているアメを一袋差し上げよう】とか【話に出てきたあの舞台のチケット情報のホームページのURLを後でメールで送って差し上げよう】とかそういうことでいい。」

 「うん。なるほど。ちょっとしたことですね。でも嬉しいですね。ちょっと感激しちゃいますね。」

 「ね、なんかささやかな気持ちが感動させるんだと思うよ。もちろん施術自体でも感動してもらえるレベルを期待しているよ。」

 「うへえ、わかりました。」

 「うへえって、、、」


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