怒られるからやろう、は低レベル

 「あー、新人ちゃん、それじゃあだめだよ。うちの院長結構うるさいところあるからさー、それじゃあ怒られちゃうよ。もっとちゃんと端から端まで綺麗に掃除しないと。」

 「おはようございます。ベテラン君に、新人ちゃん。」

 「おはようございます。」

「おはようございます。」

 「ベテラン君、新人ちゃんに掃除を教えていたんだね。」

 「そうなんですよ。」

 「新人ちゃん、そう、掃除はね、端っこを綺麗にするのが極意ぜよ!」

「わかりましたー!」

 「それからね、ベテラン君、教えるのはいいんだけど、理由がいかん。」

 「理由ですか?なんの理由ですか?」

 「それはね、なんで綺麗に掃除しないといけないか、っていう理由だよ。今なんて言っていた?」

 「ええと、院長はしっかり者なので、それじゃあ怒られちゃうよ。と。」

 「ん?なんか若干の改ざんが見られるな。まあそこはいいとして、基本的にそれは【大間違い】だ!!」

 「いや、だって院長怒るわけじゃないですけど、結構細かいじゃないですか。ちゃんとやっておかないと、その、小言を聞くのもストレスなんですよー。」

 「駄目だ。もう、あかん。君はあかんぞー。なんで掃除しないといけないかという理由はなあ明確なんだ【お客さんや僕らスタッフが過ごす場所気持ちいい場所であるように】掃除するんだよ。決して【院長に怒られるから】じゃない。子供か!怒られるからってのはねえ、最低ラインの子供の理由だよ。いいかい、そもそもの理由をよく胸に刻んで仕事をするんだよ。」

 「あ、それは、、、、すみません。その通りだと思います。【怒られるから】なんて理由にならないですね。」

 「そうだよ。【走ったら怒られるよ】じゃない。【走ったらお客さんに迷惑だよ】だし、【もっと笑顔でないと怒られるよ】じゃなく、【もっと笑顔でいないとお客さんがリラックスできないか】ってことなんだよ。」

 「はい。これは後で新人ちゃんにはもう一度教え直します。」

 「うん。仕事には理由が大事なんだよね。こうこうだからこうしないと、と教えないと、その仕事はちゃんとできなくなっちゃう。だからそういう意味も込めて理由を伝えて教えようね。」

 「了解しました!」


このサイトの内容が良いなと思ったらぜひメルマガに登録してみてください。

このサイト内より最新情報を綴っていきます。

そして過去のメルマガは公開していませんので、逃さぬようにお早目のご登録を〜


戻る | ホーム | 次へ