様子が大事接客に関して

様子が大事

様子が大事

接客において大事なことは沢山あります。
中でも大切なことは「様子」かと思います。

以前どなたかが書いていた文章を見て激しく同意したのでその話から始めます。
「電車の中でベビーカーはたたむべきか否か」というテーマがまずありました。
確かにそこは非常に難しいテーマです。
私のように子供がいる場合は(しかも3人)、正直たたんではいられません。
逆に言うとたためないからラッシュ時に電車は乗れない。というくらいです。

3人もいなくたって沢山の子育てグッズを持ってベビーカーをたたんで、子供を抱っこして、というのはかなり難しいことです。
私には車がありますが、世の中には電車しか交通手段のない人もいますし、ラッシュ時に移動しなければならない場合もあるでしょう。

しかし、周りから見て「たためよ」と思う場面があるのもよくわかります。
両親が共にいて子供が1人など、まあそれはたたむかな、という場面もあるからです。

結局のところたたまなくてもいい、というところに決着したようです。

賛否両論あるかもしれませんが、そこの賛否はどうでもよいのです。
私が感心したのは、ある方がこの話に関してこのように言っていたのです。

「おそらくベビーカー自体が迷惑だということではない、問題はその親の【様子】なのではないか」
「つまり【ご迷惑をおかけしてすみませんです】というのが態度(様子)に出ていればいい」
「逆に【なによ、子育て大変なのよ。わかる?】といった態度(様子)だったら容認されない」

という内容でした。
そう。ベビーカーが邪魔だとかそういうことじゃないと。
納得できますね。
どうもご迷惑かけますー。という気持ちがあればいいんだよ。と。
私はそこに同意したのです。(*^^)v

そこで私は接客っていうのはすべからく【様子】が大事だな。と思ったわけです。
「申し訳ございません」とは言ったけど、その気持ちが全く伝わらない「申し訳ございません」もあるわけです。
このように文字で書くとわからないですが…

「ありがとうございました」も立ち去りながら言ったら伝わらないですよね。
ちゃんとお辞儀をしないと。

電話でだって、どんな様子で言っているのかは確実に伝わります。

なので「ちゃんとお礼はいいました」と言ったとしてもそれが伝わる様子が大事です。
という話でした。

私のお店では満員でお客様をお断りするときは誠心誠意「申し訳ない」という気持ちが伝わるようにお断りするよう指導しています。

電話でも必ずその様子は伝わります。
「だって、そう言いましたよ」と満足せずに【様子】を意識して接客してみてください。
そこに魂が宿っていると私は思います。(*^^)v

ポイント

気持ちを込める

言葉以上に物語るものがあります。表情や行動です。
いくら言葉を尽くしてもそれが伝わらない表情をしていたら、行動をしていたら納得してもらえません。
気持ちは態度に出ます。誰もが見抜きます。
気持ちから見直していきましょう。

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