フリーペーパーを使って知ってもらう

 「院長、紙の媒体なんかはどうでしょう。」

 「ああ、うん。紙媒体ね、うまく使えばいい効果が出るよ。もちろんうまく使わないと全く効果が出ないというのも非常に良く聞く話だね。」

 「うまく使うっていうと、どういうことでしょう?」

 「まずはぴったりの媒体を選ぶこと、そして反応の出る紙面を作ってもらうこと、かな。」

 「ぴったりの媒体?つうとええとどれがそうなんでしょう。」

 「うん、実はそれを判別するのは非常に難しい。何年も前からある媒体で実績がありそうなら試してみるとか、掲載の店舗さんに聞いてみるとか、ね。でも【新しくフリーペーパーができました、まだできたばかりで実績もない媒体なので安くでもいいので試していただいてます】なんていうのもある。安いなら試してみてもいい、うまくいけば反響も出るかもしれない、まあ10に1つくらい、と思ってそれでよければね。僕は結構いろいろ試してみているよ。それからね、広い範囲に広告が出るようなもの、例えば新聞の紙面に広告を載せるとかは通常費用対効果が良くなさ過ぎて意味がない。基本的に遠いところから足繁く通ってくださる方は少ないから、小さいな地域にピンポイントで広告できるようなフリーペーパーなどがいいと思うな。ふー、一気にしゃべって疲れた。」

 「んーまあつまりその町でよく知られているフリーペーパーなんかいいんじゃない?ってとこでしょうか?」

 「いやー、そこまでの濃縮具合で要約されると疲れが増すねえ…でもだいたいそんなところだと思う。」

 「そいじゃああの、反応の出る紙面を作るっていうのはどうなんでしょう?それがわかったら世話ねえや、って気がしますけど。」

 「世話ねえようにしようと思ってこうして話しているわけじゃない。でね、大きなポイントは【写真】と【初回の割引】だと思っているんだよ。」

 「写真、ですか?写真…って紙面に使われる院内なんかの写真のことですよね?」

 「そうそう、その写真。たいがい1ページの数分の1の大きさで出すわけだよ。お金が余ってなければね、そうした場合自分の院のスペースなんて小さなもんだ、それを見る人はバラバラバラーってな具合で見ていくわけ、読んでいくんじゃなくて、見ていくわけだ。そしたらまず目に入るのは写真だよね。で、写真で【いいかな】と思ったら、どんなお得なことあるんだろう、って見るよね。で、現金な皆さんはクーポンのお得さ、だいたいは割引率ってことになると思うけど、その辺を見るわけね、で他の良さそうなところと比べて、最終的に選ぶ、ということになるはず。その後ホームページをチェックしたり、という行動も十分考えられるね。」

 「はー、【見る】ですか、確かにあれを1つずつ読んでいく人はいなそうですね。じゃあ院内のインテリアとか重要になってきそうですね。」

 「うん、インテリアね、重要。でもまあそんなに力が入ってなくても撮り方次第でどうにでもなるかもしれないね。でも、うーんやっぱりホームページなど沢山の情報を載せられるところもあることを考えると全体的に綺麗に作っておくのはいらしてくださったお客様のためだけでなく、これから来てくれるかもしれないお客様候補の方のためでもあるねえ。できるだけセンスよくまとめてね。」

 「わかりました。でも、でもですよ。僕は割引に関してはですね。あんまり安売りしたくないなっていうのが本音なんですけど。」

 「うん。僕も技術の安売りには反対だね。でもこれは理由があるからね、うちの院をまだ知らない人に知ってもらうっていう大いなる理由がね。僕なんか気持的には【知ってくれるならタダだっていい】くらいに思っているよ。さすがにそこまでやらないけどさ。」

 「あー、なるほど、知ってもらうために。ですか。」

 「そうそう、だから完全に初回限定なんだよ。これを何回来ても30%OFFってやっちゃうとこりゃ完全に安売りだよね。」

 「ふむふむ、じゃあいくらくらいの割引がいいんでしょうね?」

 「そうだねえ、フリーペーパーだと比べられる可能性もあるからねえ、その辺も考慮しないといけないのかもしれないけど、僕の具体的な経験を言うと、シンプルな数字にするために税抜きで話すよ。5000円のコースを最初は2500円でやった、これは月に35−45人くらいは来てくれた。で、次はちょいと上げて5000円のコースを3000円でやった、これも35−40人くらいは来てくれた。3500円でも同様。で、4000円にしたらとたんに10数人くらいに落ちた。なので、以来3500円に固定しているよ。つまり30%OFFだね。」

 「おおお、すごい資料だ。ちなみに何人くらい来てくれたらいいと思いますか?」

 「うん。最近基準が出来てね。僕の中でだけど、広告費÷来院数が2000円より下。だったらまあ合格、だと思っている。というのはね、最近課金制のクーポンサイトなんかが出てきているんだけど、だいたい1件について1000円〜2000円くらい取るんだよね。だからそれを基準に考えると1人最高でも2000円くらいかな、とね。まあ簡単な理由。現在僕はその基準に満たなければやめるか、料金を下げてもらうように交渉しているよ。」

 「え、交渉とかもできるんですね。」

 「もちろん全然できるよ、どんなものでも交渉できる、と思っておいたほうがいい。特に月ごとに払うような場合、契約の期間を長くすればかなりしやすいと思う。だいたい広告の料金の設定はどうも納得いかないんだけど、【正規の料金は。20万円です、半年契約なら8万円です】なんていうのが多すぎて、なんじゃその割引率は。最初から8万円って言ってくれい。って思う。けどたいがいそんな料金のつけかただねえ。」

 「わかりました。効率よくお金は使うということですね。少ない金額で沢山来てもらうと。」

 「そうそう、効率よくお金を使ってくださいね。変なこだわりはやめましょう。で、どうしたら【行きたいな】って思ってくれるかをできるだけ多くの人の気持になって想像してみてね。自分が世界の中心になっちゃいけないよ。」

 「名言吐きましたねえ。」

 「吐いた、はやめてよー。そうそう、コピーというか文章も一応頑張って書いてね。媒体の担当者が優秀なら任せておいても結構いいものを書いてくれるかもしれない。でもそれほど優秀じゃないなら自分で勉強したり、考え、悩んでよりお客さんの心に届きそうな文章も書いてね。」

 「あれ、名言意識してません?」

 「してません!」

 

院長の利用したことのある紙媒体

ぱど…仙台|関東|東海|関西|岡山|九州で古くからクーポン誌を展開。私は一番長く使っています。地域密着、という感覚が強い。ポスティングがメインの配布方法。

イーノ…岡山発のフリーペーパーですので、そちら方面が強い。が、2007年くらいからか、東京にも進出。一部地域でがんばってらっしゃる。こちらもかなり地域密着。手配りやラックからの配布がメイン。

サンケイリビング…ポスティングで配布される、一見新聞の薄い版という体裁の紙面。基本的には記事という形に見えるような広告になる。

 

利用したことないが検討したことのある紙媒体

ホットペッパー…リクルート社が全国展開するフリーペーパー。最近東京のものはかなりの厚さがある。東京しかわからないのだが、基本的には都市部で強い感がある。出稿料も【ぱど】【イーノ】さんあたりにくらべると高いようだ。

クーポンランド…こちらもやはり関東都市部に強い感がある。よく駅のラックなどで見かける。表紙に芸能人を起用。

その他フリーペーパーは沢山ありますので、ご自分の地域に合う媒体を探してみてください。広告費はかかりますが、やはりうまく利用すれば広告費以上のメリットがあります。
院長の場合、東京の私鉄沿線に店舗があるため、都市部で強いメディアより、地域密着なものを選んでいます。
また、各媒体でだいたいWEB(ホームページ)の展開もしていますので、その辺も検討材料にしてみてください。別途料金のかかる場合と無料の場合があるようです。

広告費ですが、各媒体でかなりばらつきがありますし、料金設定はあってないようなもの。不安だったら私に聞いてみてください。月に1万円の違いが年で12万円の違いですので。

 

伊澤塾メルマガの登録

伊澤が治療院、サロン経営や開業に関して重要なことをお伝えする伊澤塾です。

頭の中身がよく見えると思います。無料ですのでぜひとも登録を。

今だけ伊澤の院の最初の売上の推移がわかるエクセルシートをプレゼント。どれだけ売り上がるか予想するのに使ってください。

過去のメルマガは公開していませんので早めのご登録を。

戻る | ホーム | 次へ