スタッフを雇うときどうするか

 「ものすごい妄想な話なんで笑わないで聞いてくださいね。」

 「なになに?エッチなやつはやめてよー。」

 「いや、それは。。。ないでしょう。」

 「ならば来い!決して笑わん!」

 「いや、もしですよ、開業したとするじゃないですか。そんで嬉しいことにお客さんが沢山いらしちゃったりするかもしれないじゃないですか。そんで、1人じゃあもう間に合わなくなって、スタッフを雇わないといけなくなったりしたら、そんなときはどうやって求人して雇ったらいいのかな〜、なんて妄想してたんです。」

 「なあっはっはっはっはっは〜!うへへへへ〜。気が早い〜!いひひひひ〜。」

 「も〜、絶対今度院長に相談しません。もう今日は帰ってアイス食います。」

 「ごめんごめんごめんごめん、わざとわざと。すまなかったけど、なんでアイス?」

 「4回謝られれば僕も気をなおしますが。。。アイスおごってくださいね。」

 「わかった、わかった。アイスでよかった。で、えーと。求人。うん。確かに先のことを考えておくのはいい。素晴らしいよ。」

 「もう、いいですから、早いところああだこうだ言ってください。」

 「なんだか乱暴だなあ。ええっと、じゃあね話そう。求人の仕方だよね。いくつか方法があると思うな。まずは、
○自分や知人からの人間関係から探す
○お店のお客さんに入ってもらう
○求人広告
といったところかな。」

 「ああ、そっか、知り合い関係探すとかありますよね。それにお客さんからっていう手もあるんですね。」

 「そうそう、それらは求人の方法としては特に言うべきことはなくて、個別に話を持っていけばいいんだけど、気をつけなくてはいけない点を話そう。まず、知り合い関係から探す場合は、今までの関係とこれからの関係がどう変わっていくのか、もしくは変わらないのか、そのあたりを考えておく必要があると思うね。」

 「んー、つまり、どういうことでしょ?」

 「つまり、今まで通りお友達、な感じではじめるのか、しっかり上下を分けて新しい人間関係を作るのかとかね、知り合いの紹介だからといって他のスタッフと別扱いはしないとかさ、そういうことだね。特にお友達関係の人に入ってもらって、さらに他にもスタッフがいる、もしくは入れる予定という場合はしっかりその辺は決めておかないと、ギクシャクした人間関係ができちゃいかねないね。」

 「んー、想像できます。」

 「あと、お客さんに一斉にメールなどで声をかけるようなことをするなら、きちんと研修をすることをちゃんと伝えないと【素人を採って、パッと使うのか】って思われちゃうかもしれないね。その辺は慎重にやったほうがいいと思うね。」

 「確かに確かに。」

 「で、本題は求人の広告だよね。実は僕はあんまりお金を沢山使って求人広告をしたことがないので、あまり色々な話はできないのだけど、でもね、逆にあんまりお金をかけない求人方法で効果のあるものの話はある程度できるよ。」

 「最高じゃないですか。お金が余っている自分が想像できませんから。」

 「ははは。だいたいまず最初に頭に入れておいて欲しいことは、求人広告も【広告】だっていうことだよ。」

 「うーん。うん?」

 「つまりね、求人広告を出す場合って、どういうわけか一般的な【商品】や【サービス】を宣伝する広告に比べてあまり【広告】っていう意気込みに欠けている場合が多いなと思うわけ。意味わかったかな。求人広告はなんか【まあだいたい給与などの待遇とどんな仕事なのか、あとは、、明るい職場です】とか書いておけばいいんじゃないか。と思っちゃう人が多いように思うんだよね。何十万、何百万円も支払って広告内容を一緒に考えてくれる担当者がいるような大きな求人広告は別だけどさ。」

 「ははあ、確かに物の売り込みのように【宣伝】とか【広告】という感じはしませんよね。」

 「うん、でもさ、できたら沢山の人に応募して欲しいでしょう。そのほうが良い人がいる可能性が高まるわけだから。そうしたらやっぱり【いいところですよ】ってアピールすべきだと思うんだよね。もちろん嘘の無い範囲でね。」

 「それは確かにそうですよね。アピールしたいですよね。」

 「うん、でもどういうわけか求人の広告に関しては僕の知る限り、あんまりがんばってアピールしている院は少ないと思うんだよね。で、【誰も来てくれない】と嘆いていたりするんだよ。」

 「そうか、つまりもっと【自社(自院、自サロン)を売り込みなさいな】ってことですね。」

 「そうそう、そういうことだよね。もうちょっと気持ち前のめりで行こう!って感じだよ。」

 「で、いったい具体的にはどんな感じで前のめりになったらいいんでしょうか。」

 「うん、意味合いとしては【うちはとっても働きやすい】【うちはとっても待遇がいい】というようなことをどんどん伝えたらいいと思うんだよね。それからできるだけ不安をなくしてもらうために多くの情報を載せるといいと思う。ちなみに具体的にというと、ええっと
○一般的な募集の要項を詳しく
○どんな人材を求めているか
○どんな雰囲気の職場で、働く人にとってどんな良いことがあるか
○理念
○選考の方法や手順
○今までのスタッフからのコメント
というようなことを書いたらいいよね。」

 「うわあ、なんだかいろいろありますが、でもだいたいそんなに沢山の情報って載り切るんですか?僕の知っている媒体といえば【医道の日本】などの専門雑誌ですが。」

 「あ、それは載らないよ。全然載らない。だから僕はそういう紙媒体に求人広告を出すことはないねえ。あんなに少しの情報では伝えられないだろうからと思って。」

 「ええ!最初から【捨て】なんですね。」

 「いやあ、正解かどうかはわからないけど、【僕は】そう判断しているってことね。どうなんだろうね。友人達の話によるとあまり反応が無いって言うけど。それもまた掲載の仕方かもしれないね。そもそもその掲載の仕方があまり選択の範囲がないわけだけど。」

 「なるほどですね。じゃあどんな媒体を選んでいるんですか?」

 「うん、基本は小さな専門のサイトで掲載料金が5000-10000円程度のものを選んでいるよ。最近は1つに絞っているね。で、書けることはそのサイトに載せて、あとは自分の院の求人ページにリンクさせて、そこにできるだけ多くの情報を載せているんだよ。」

 「あー、僕も見ましたね、そういえば。」

 「そうかそうか、そうだったね、うちの場合はほぼ全員がホームページは見てから入ってくるからね、そうだよね。」

 「ああ、ちなみに僕は【なごみの求人ページ】を直接検索して来ました。」

 「うんうん。それも狙っていきたいね。ええっと、つまりあんまりお金のかからない専門のサイトに広告を出したり、【整体 求人 ○○(場所)】とかのキーワードで検索エンジン対策をしたりして、ホームページに誘導、そしてそこで溢れんばかりの情報を提供する、ってことかな。僕のやり方だけど。」

 「溢れんばかり、ってのがいかしてますね。」

 「また茶化して。」

 「失礼しました。あ、でも僕思ったんですけど、院長、求人のページにも動画を載せたらどうでしょう?Youtubeなどを使って。あ、スタッフのページにもいいかもですけど。」

 「あらー、ベテラン君〜。いいこと言うねえ。そうかあ、そうだねえ、職を探している人に対して動画でメッセージを送るんだね、【諸君!我々と共に働こうじゃないか!】という。」

 「そういうことです。そういうことです。」

 「よし、今度撮ろう。もう少しダイエットしてからがいいかな。」

 「いや、いいんじゃないですか、そのままで、きっと対して変わらないでしょうし。」

 「また茶化して。」

 「失礼しました。あ、あとその、さっき挙げてもらったいくつものポイントですが、それぞれ気をつけたほうがいいところとかありますか?」

 「お、あ、えーっとはい、いきましょうか。まずは、○一般的な募集の要項を詳しくってことだったね。これはそのままなんだけど、何せホームページであったら文字数などの制限がないので、できるだけ詳しく書けるよね。特に待遇は後で【話が違う】ということにならないようにしっかり書くといいよ。実際に支払う額はどのくらいになるのか、とかね。ここでちょっと多めに見せようとか思うと後でトラブル可能性高いからね。そういう例はたくさーん聞くよ。本当に良く聞く。大事な部分だから盛ったりせずに、正直に書こう。他に保険関係とか仕事をする時間とかね。知りたいと思える基本的な情報は漏らさず書きたい。」

 「なるほど。ちゃんと書くと安心してくれそうですね。」

 「うん。では次は○どんな人材を求めているか、だよね。こういうことは文字制限があったらなかなか書けないよね、良くて【明るい方】とか【経験者】とか書けるくらいかね。でも文字制限がなければ【明るく(重要!)、ガッツ(重要!)と一般常識(やや重要)のある方】とかさ【なごみのやり方(施術、接客など)で出来る方】とかさ細かく書けるよね。人物像をあまり細かく指定しちゃうと最初の門を狭くすることになるのでそんなに細かくない方がいいと思うけどね。」

 「んー、なるほど書けるだけ書いていいけど、あんまり狭き門にすんなと。」

 「うん。まあそういうことかな。さて、次は、○どんな雰囲気の職場で、働く人にとってどんな良いことがあるか、だね。あんまり雰囲気が悪いってことは書かないと思うけど、やっぱりだいたいどんな雰囲気なのか、ってわかるとそこで働くことのイメージが沸くと思わない?逆に言うと働いているイメージができるようなことを書いてあげるといいと思うんだ。それに、【仕事をしてお給料をもらう】ということ以外で、何か働く人にとってのメリットのようなものがあったらそれも漏らさず書くといいよね。それはね、きっとあるはずだから。」

 「うんうん。ほわわわわ〜ん、とイメージしてもらうんですね。で、あとはお給料以外でも良いことがあったら遠慮せずに書く、と。」

 「そそそ、やっぱりイメージ沸かないとその気になれないよね。そいじゃあ次は、、○理念、だよね。これは、もう、そもそも一番大事かな。うーん。少なくとも雇う側からすると一番大事。どうかな、雇われる人にとっては一番、じゃないかもしれないけど、結構大事だと思うな。なにせ、これから起きている時間の大半をかけて仕事に挑むわけだ。そこの仕事がどんな考え方の元に運営されているか、っていったら大きなことだもんね。だから【こうこうこういう想いでやってます】って伝えることは大事だと思ってるな。僕は。」

 「わかります。これから働くところのボスがあんまり変な人だったら困りますもんね。」

 「うん。あとさ○選考の方法や手順 、だけど、これはね、まああった方がいいかなってくらいだけど、面接を受ける方は、いろいろ想像して不安になったりすると思うんだよね。だからその不安を少しでも払拭してあげるべく、採用にいたる道のりはこんな感じですよ。って前もって教えてあげたいなと思うんだ。基本、それだけなんだけど。」

 「いいと思います。僕もずいぶん不安でした。親切にされているな、と感じると安心するものだと思います。」

 「そかそか、それは良かったよ。じゃああと、最後に○今までのスタッフからのコメント、の話をしよう。最近じゃあグルメサイトなんかでも多いし、僕らのように施術をする場所をお教えするサイトでもそうだけど、【クチコミ】ってあるでしょ【口コミ】とも書くかな。なんか後で言ったほうって【ろこみ】って読んじゃいそうじゃない?」

 「あー、そこ省略でいいです。」

 「あれ、でもほら、僕の妻なんてね、【3コ口】を【さんころ】って読んでね〜、なかなか面白いでしょ。【電源タップ、さんころ、560円】ってね、にはははは。いや、かわいいっていうかさー。」

 「省略。」

 「あれ、駄目?んー、まあそのー、つまり【クチコミ】ね、多くの人はクチコミを商品やサービスにはがんばって頂こうとするんだよ。でもね、あんまりスタッフから【ここで働いてみてどうだった】というクチコミをもらって提示しているところはあんまりないよね。これもさ、商品なんかを買うときに参考にするクチコミと同じような良い情報だと思わない?まあさすがにあんまり悪いことを書く人はいないだろうって想像はつくけど、でもそんなに嘘はなかろうと思ってくれると思うんだよね。だったらぜひぜひスタッフの方にお願いして書いてもらうといいんじゃないかなって思うんだ。」

 「ああ、結構斬新?な気がします。」

 「僕がなごみのホームページに【お客様からの声】を載せたときはそれも斬新だったんだけどね、今は普通でしょ。どこでもやってる。だからね、きっとすぐに求人ページに【在籍スタッフからの声】ってのは普通になると思うよ。」

 「んー、就職活動のOB訪問みたいなもんですかね。」

 「あー、そんな意味合いもあるかもね。確かに。」

 「あ、そうだ、院長。そういえばうちのホームページの求人ページには募集してないときも応募フォームが設置してありますよね。あれってのはいったいどういうことですか?」

 「うん。ほらだってさ、【なごみで働きたい!】って思ってくれた人がいるのに、そのままスルーしてしまうのはなんか残念じゃない。だからね、欠員が出たときには一応連絡します。というスタンスでフォームの受付をしているんだよ。月に1人くらいは応募があるよ。もちろん欠員が出たときに連絡して、そのタイミングで【面接受けたいです】という風になる人の割合はそんなに高くないけどさ。」

 「募集してないけど、応募してくるなんてなかなかなことですよね。」

 「うん。で、できたらその期待には応えたいよね。」

 「うむうむ。わかりました。ありがとうございます。まー、ちっと気が早いかもしれませんが、覚えておきたいと思います。」

 

最終的には自サイトに誘導したい

求人にあまり大きなお金をかけるのは難しい場合が多い。特にスタッフが他の店に移ってしまうことの多いこの業界だと常に求人広告に大きなお金はかけられない。ならば、自サイトを直接検索してきてもらうか、安めのネット媒体から自サイトに導線を引くというのが一番お金がかからないのではないかと思う。

求人工房…最近ずっと使っている求人サイト。10,500円で2ヶ月間載せられる。だいたいいつも3-8件ほどの応募者があります。

 

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