スタッフを雇う時スタッフを雇用

スタッフを雇う時

スタッフを雇う時

結構聞かれることが多いことに、【スタッフを入れるタイミング】というのがあります。
状況によりますが、多くの場合【お客様がパンパンに入ったら】だと思います。

これ、本当によく聞かれることなんですよね。
【ねえ、伊澤さん、スタッフってどうなったら入れてるんですか?】
と、まあこう聞かれるわけです。

だいたい最初は皆さん事業計画を立てますね。
単価がいくらで、何人の来店が見込めて、ということは売上が、こうで。
経費がこれだけかかって、と計算するんです。
まあ正直なところ、【何人の来店が見込めて】の部分がそう簡単に推定できないので、難しいですけど。

まあそれでもそこは、当てずっぽうでも何でも数字を入れるわけですね、入れるしかないので。
すると次に迷うのが、【来店数が増えたらどうやって対応しよう】というあたりになるようです。

ここの数字は入れると全体が大きく変わってきますので、重要ポイントです。
悩みどころは
○2人組のお客さんに対応したいな
○予約がダブったときに逃すのはもったいないな
他にも定休を無くせるとか、女性限定を解除できるとか諸々あります。

で、あまり売上がなくても早く2人にした方がいいと考えるようです。

私の考えでは、
○一人で始めたならギリギリまで一人でやる
○最初から広告費などにある程度投下できるなら早目に2人にする。これがいいのではないかと思います。

1人で営業していて、たまたま2人組みを断ったり、同じ時間にご希望が重なると印象に残ります。
で、【もう雇わなきゃ】と思ったりするようです。
しかし、多少断ってもいいので、予約が埋まって動けないところまで行った方がいいかと思います。

人件費は驚くほどのボリュームです。
1人入ったからといってすぐに2倍のお客さんが来るわけではないのです。
1人→2人が一番大きな変化です。
私のサロンでしたら30人ほどいるので、一人入れても30→31人。これなら大した違いはないです。
けど1人→2人のインパクトは大きいです。
1人あたりの仕事がいきなり半分になります。

なので、仕事の量がいっぱいいっぱいになったら入ってもらうといいと思っています。
教える時間がないじゃないか、というのなら、営業時間外や休みの日に教えましょう。
軌道に乗るまでは休みはないものと思っているのがいいと思います。(*^^)v

自分が8割の力で出来ているものなら、1人増えたら4割の力でできてしまいます。
12割くらいの力でやっとできるものを半分にして6割。そこからまた増やして…
とするのがいいと思います。

もしくは、最初から広告に費用を多くかけられるなら数人で始めるのもありですね。
スタートダッシュが効きます。
いきなり多くの売上が望めます。
ある程度の資金が確保されている法人の方などオススメしたいところです。
でもお客さんというのは思うほどいらしてくれないのが現実です。
多くの方がお店ができたらお客さんは勝手に来てくれる、と勘違いしがちですがそんなこと全然ありません。

私のサロンの表参道店はオープン3カ月で140万円の売上でした。
最初から4人ほどの配置だったと思います。
これは1人だと普通は到達できません。
なので、人を増やしながらやっていったら結構時間がかかると思います。

ちなみに私の最初のサロンでは1人で始めて少しずつスタッフを増やしたので、140万円になるまで19か月かかっています。
表参道店は3カ月。
3カ月と19カ月ではずいぶん違いますね。

勝負できる人はこちらもいいと思います。

でも多くの人はなかなかそうできない。
だったら一人でいけるところまでお客さんを入れてみましょう。
そこからさらに血の汗を流して一人増やしてください。(^_^;)
優しい顔して結構キツイこと言うなあと言われます。なははは。(*^^)v

もちろん自分の体は壊さないようにやってくださいね。

ポイント

最初の1人目のスタッフを入れるのは一番難しい

労働力が200%になるのですが仕事量はいきなり倍にはならないのです。
一番いいのは都合よい感じで働いてくれる人がいるといいですね。

例えば人生のパートナーで、普段は奥のデスクで翻訳の仕事をしているけど、お客さんが被ったときは施術しますね、みたいな人がいてくれると助かりますね。身内の人とかだと気が楽だと思います。

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