男と女の話をしよう心構え

男と女の話をしよう
池照さんはお1人で始める予定ですか?
まあそうだと思うよ。望ちゃんは?
えー、私はまだそんな開業なんて考えてないんです。
そうだよねえ。いきなり開業当初から人を雇ってやるっていうのは相当財力なり胆力が必要だよね。
うわあ!伊澤さんいたんですか?
いたよ、こっそり息をひそめておりましたよ。
な、なんで!?ま、いいか。
よし、今日は男と女の話をしようじゃないか。
えー、いえ、いやあ、あの池照さんとはそういうんじゃないんです。
・・・
そういうの・・・
言い方が悪かったな。その、男性が開業するとき、女性が開業するときに気を付けておきたいことを話そうかと思ったんだよ。
あ・・・( ゚Д゚)
う・・・帰らせてください。
というか殺してください~!!! (/ω\)
さ、気を取り直して。
そそそうですね。
君までどぎまぎするねぃ。さて。
ほら、男性1人、女性1人で開業するとさ、今みたいに何人もで働いているのとは違う景色があるわけだよ。
少し想像できますね。
男性1人だとさ、女性が少し警戒する。女性1人だとごくまれにだけど存在するおかしな男性から身を守る必要があるってことね。
やはり。
想像通りだったかな。うん。男性のほうから話そう。
男性1人で、特にマンションなんかだとやっぱり女性のお客さんは入りにくいものだと思う。なので、そのハードルをできるだけ下げるところに心を砕くべきだね。
なるほど、警戒されることを見込んで予め手を打っておくんですね。
そういうことだね。例えばホームページやチラシや看板などで顔写真を出して安心してもらうとか。特にそこで女性を一緒に並んで笑顔で写真に撮られていたりするといいかもね。
なるほど。【こんな人がやっていますよ】って伝えるとハードルが下がりますよね。
そうそう、先に【こういう人がいるんだ】ってわかっていれば気持ちが楽だよね。それを特に伝えるわけさ。できるだけ爽やかに、明るい笑顔でさ。
他に気を付けたい部分ありますか?
そうだね、できたらプロフィールなんかも詳しく書いておくといいよ。好きなものとか、考え方とかさ、オープンにしていればしているほど安心できると思うよ。
自己開示ですね。
んー、まあそういうことなのかな。
そろそろほとぼりはさめましたでしょうか?
まだだと思うけど。(*^^)v 反対のパターンを聞きたいよね。
はい。
反対に女性が1人で開業するケースは悲しいことに身の安全に気を付けないといけないってことだよね。
でも僕の知っている女性でも何人も1人で開業しているからそんなに固くならなくてもいいとは思うけど、備えはしておいたほうがいい。おかしい人は一定確率でいるからね。
そうですよね。どうしてるんですか?みなさん。
うん。僕の知っている限りだと【防犯カメラを入り口に向けて置く】とか【運転免許証のコピーをさせてもらう】とかかな。
えー!結構大胆ですね。
いや、もっと大胆なことをする人がいるのでそれに対抗するためだからさあ。
まあそうですけど、結構やるんだなあ、って思いました。
でもね、僕は男性だけど【女性が1人でやっているものですから】と言われたら【そりゃそうか】って思うよ。
施術室をカメラで撮るわけでもないしさ、免許なんてレンタルビデオ屋さんくらいでも求められることあるしね。
そこを理解して協力できない場合は【申し訳ないけど万が一のことがあるので】としてお断りすればいいのじゃないかな。
100人に1人くらいじゃないかな。男性全員を断るのに比べたらほんの一握りだよね。
なるほど、まあバシッと割り切る感じですよね。
割り切るというか協力してもらうって感じだと思うな。
あとは【誰かの紹介でないと受けない】という手もある。まあ結構狭まってしまうけどね。
ああ、そうですね、紹介制のところは聞いたことあります。でも確かに導線は細くなりますよね。
そうだね。まあ男性が1人でやるにしても、女性が1人でやるにしても早いうちに異性のスタッフを雇うといいんじゃないかな。池照君と望ちゃんでやるとか。
いや、だからそういうんじゃないんですってー! (/ω\)
ポイント
「安心」がキーワード
男女で力が違いますから女性の安全安心には心を砕いてしかるべきかと思います。
「安心していらしてもらえる」「安心して施術を行える」ということですね。
そして男性としてはそれは逆に自分をも守るものになるのかと思います。
ちなみに最後に池照君と望ちゃんで一緒にやればと言ってますが、冗談です。
知っている者同士が「一緒に」開業してうまくいったためしを聞きません。
これは本当です。