サロンの届け出関係はマネジメント
サロンの届け出関係は
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あの、地味な質問なんですが、届出関係というんでしょうか、役所へは何か言っておかないといけなかったりしますか?
いやいや、地味ってことはないけど、結構切実な質問だよね。
ですよね、どんなもんなんでしょう?
うん、まずは2通りのパターンがあることを理解してもらうおか、1つは鍼師、灸師、按摩マッサージ指圧師という国家資格の枠組みの中で院を経営していく場合と、もう1つは整体師やセラピスト、エステティシャン、カイロプラクターなどとして特に何の縛りもなく経営していく場合とがあるんだ。
国家資格者か民間資格者かということですね。
そそ、そういうこと。で、その2者で違うんだ。こんな感じ。
国家資格者・・・税務署への個人事業の開業届出 + 保健所への施術所開設の届出
民間資格者・・・税務署への個人事業の開業届出
ということだね。つまりどちらも【事業を始めるので税金を納めますよ】ということはやる。
どうあれ、税金は払えと。
まあそれはそうだ。で、あとは国家資格を持っていて、その枠組み内で施術所をやっていくなら保健所へ開設の届けがいるってことね。
つまり国家資格があるほうが1つ手間が多いんですね。
ふふふ、これ手間が多いどころかね、保健所への開設届けはとても気を遣う。
税務署へは、紙を一枚ペランと出せば終わりだけど、保健所のほうは図面を出してはダメ出しをされ、現地を見に来られてはダメ出しをされ、とかなり精神的に消耗しちゃったりする。
え!そんなに面倒なんですね。
まあ実際は担当者によって結構対応が違うみたいだね。もしかしたら市区町村によって違うってこともあるのかもしれない。
あー、そういうことってありそうですね。
そうなんだよ。結構面倒でね。まあ法律の範囲内に完璧に合致していればなんのこともないのだろうけど、ちょっとでも【これ、大丈夫かな】ってことがあると、気持ちが落着かないね。なかなか完璧ってのは難しいものだから。
でもでも、さっき担当者によってとか市区町村によって違うこともあるかもしれないって言ってたじゃないですか、そこが一番気になるんですけど。
だね、僕も1つの区でしか今のところやってないから完全にはわからないけど、同じ管轄の保健所でね、最初の院を出したときと、2つ目の院を出したときで保健所の担当者が替わっていたんだよね。そしたら全然対応が違うんだよ。【あれ?】って感じたな。
なんと。
最初の担当者はかなり厳しくて【ここはこうじゃだめ!】って感じだったのが次の担当者は【あー、まあこんな感じでいいですよ。じゃあまたそのうち連絡します】とか言ってそのまま連絡来ないままいけちゃったりってね。だから少なくても担当者によって全然違うのは体験済み。
えー、なんだか基準があいまいでどうしたらいいのかわからないですね。
まっこと、そこが面倒なところぜよ。僕なんかいっそ保健所を通さないで【整体院】とか【サロン】としてやろうかと思ったりもしたよ。まあ結局今はそのとおりに保健所の管轄内から出たけどね。
そうですよね、廃業届け出していましたもんね。
そうそう、国家資格の施術院としては廃業したよ。広告を出しちゃだめとか【そんな馬鹿な!】っていう要件から解放されてスッキリした感じもあるな。
鍼灸を受けていてくれた方や医療費控除の領収書をお出ししていた方には大変申し訳なかったけど。
なるほど。整体院とかサロンという形だったら届出関係で面倒なことはないんですか?
ないねえ、特に管轄になるような役所がないから、税務署へ個人事業の開業届出さえすればいい。これはもうペラ1枚で、数分もあれば書けちゃうし、受理してもらえないようなこともないと思う。
そうかあ、いろいろ大変な気分になるなあ。
んー、わかるけど、開業して自分で全部の仕事を取り仕切るっていうのは、常にそういうものと向き合うってことだと思うよ。
実際はやってみれば【それほど大変じゃなかった】ということが多いと思うから、くじけずやるんだよ。っていうかやるしかないんだけどさ。
わかりました。特に腰が引けることのないように気持ちは前向きでいきます!
その調子です!
ポイント
届出はちゃんとやりましょう
鍼灸や按摩マッサージ指圧の院として届け出るのは結構面倒くさいものです。が、これはやらないと話しになりません。必ずやってください。
国家資格のない整体師として開業するなら簡単です。
【税務署への個人事業の開業届出】をしましょう。
書き方など不明な点があったら最寄の税務署に聞いてみましょう。
【保健所への施術所開設の届出】にの書式に関しては市区町村のHPからダウンロードしましょう。たいがいできると思います。
ざっと見てみたところいろんな書式があるようで統一されてないかもしれません。HP上で見つからなかったら管轄の保健所に行ってもらってきましょう。