接客にも遊びがいる接客に関して

接客にも遊びがいる

接客にも遊びがいる

接客には個性が特に出やすいです。
でも何にしてもキチキチの接客は相手も疲れますので、【遊び】を入れましょう。

私のサロンの【なごみ】【なごみや】では接客を大事に思っています。
施術とは別の部分でまた「大切なサービスを形作るもの」の1つだと思っています。
この大切な【接客】ですが、教えるのがとても難しいんです。

特に男性のスタッフに「接客は大事だ」と教えるとかなりな確率で【執事】風になります。(^_^;)
「はいかしこまりました。それではこちらへお越しくださいませ」みたいな感じです。
しかも声のトーンが少し低めだったりします。

カッチカチになっちゃうんですね。
ちゃんとしようと思い、固くなるのでしょうか。
あんまりかしこまられても、逆に窮屈ですよね。
なので、そこに【遊び】が少し欲しいわけです。
遊びっていうのは、つまり緩さといいましょうか。

きちんとした接客講座、接遇講座でこんなことは教えないのでしょうが、私はその遊びを大事にしています。

素敵な空間で、丁寧な施術を受けた。
担当者は生活習慣の改善についての話もしれて、頼りになりそうだった。
でもお茶を頂きながら聞いた「ストレッチのしすぎで回し蹴りができなくなった話」や(実話)
息子さんにマッサージをしてあげたのに、終わったとたんに「あっちに行ってくれ」と言われた話(実話)は楽しくて親近感が湧いた。

みたいな感覚です。(*^^)v
ちょっとなんのこっちゃ?ですかね。ははは。
ちゃんと真面目に仕事をするんですが、どこか1ポイントくらいズッコケたりするんです。
すると相手の方は一気に緊張がゆるんだりします。
特にはじめてお相手する方ならなおさらです。

お笑い芸人じゃあないので、笑わさなくてもいいのですが、相手の方をクスっとさせる。
そんなことが自然にできるといいですね。
そこが教えにくいところなんですよねー。

方法としてはいつも使うキメのズッコケを用意しておいてもいいかもしれません。(*^^)v
あとは【完全な接客】みたいなものに向かっていかないように心掛ける、とかね。
失礼が無く、親しみがあって、笑みが絶えない。
そんなことでいいと、そんな風に思っています。
【遊び】を意識してみてください。

ポイント

能ある鷹は爪を隠す

ほとんどセンスの問題で、簡単ではないんです。
けど、そのガチガチに完璧じゃなくていいんだ。と思うだけでも違うと思います。
慇懃無礼な高級ぶったレストランよりも気の置けない居心地のよい居酒屋がよかったりしますよね。

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