スタッフへの注意の仕方スタッフを雇用

スタッフへの注意の仕方

スタッフへの注意の仕方

スタッフに【こうして欲しい】というのを伝える方法が下手な人が気にしないといけないのは【理由】です。

【バカヤロー。お前この手ぬぐいは端を奥にして置けって言ってんだろ。何度言わせんだよ】とかこんな怒り方、叱り方、注意の仕方してませんか。
ま、あんまり今時バカヤローは言わないかと思いますが、つまり【とにかく言われた通りやれって】っていう叱り方ですよね。これだとさすがに言い方が良くないです。

ここで変えないといけないのは【バカヤロー】の部分ではないです。別にバカヤローを付けたっていいんですが、最初に書いたように理由がわからないので、言われた方も覚えにくいんですよね。
【え、手ぬぐいの端がこっちかあっちか混乱しちゃうよ】ってなりそうなこと簡単に想像つきますよね。
【端が手前を向いていると取るときに境目がわかりにくいでしょ。だから折り目が手前になるようにして取りやすいように置いておいてな】
と言えば【あ、そういうことね】って納得できて覚えやすいんです。

ここで重要なのは【覚えやすい】ということです。
【納得なんてものは後で自分で考えればいいんだ】と思うのは勝手ですが、覚えにくいので、何度も指導しないといけなくなるのは自分です。
だから理由は付けたほうが自分のためにもいいです。

【あいつはなんて覚えが悪いんだ】と言って相手を責める前に自分が変えられるところはないのかと思ってみるのを癖にしたらいいと思います。
いろんな能力の人と一緒に仕事をしなくてはいけない場合、みんながみんな「1を聞いて10を知る」ような勘のいい人じゃない。
と最初から思っておきましょう。動きも早い人もいれば遅い人もいる。と思っておけば余計なイライラもありません。

その人を採ったのは(我々のような小さなビジネスの場合に多くは)自分なんです。
自分が選んだその人を【能力が低い】となげくより、採った自分の能力の低さをなげきましょう。(^^;)
【いや、だって選べるほど人が応募してこないんだもん】という言い訳が思いついちゃった人は、それも自分の能力の低さをなげきましょう。(^_^;)

と、考えれば相手にイライラせずに、自分をどんどん変えていって上手く伝えて、上手く飲み込んでもらって、さらに下の世代にもちゃんと伝えてくれるようになると思います。

【なぜ】そうしないといけないのか、その【理由】がないときにはとことん考えるといいと思います。
で、特に理由がないならば、より良い方法にどんどん変えていきましょう。
既成概念なんてぶっ飛ばしてより良い方法を見つければいいと思います。

えーっと。いえい!(*^^)v

ポイント

自分が変わる

結局は自分を変えることが近道です。 イライラは人のせいじゃなく、自分のせいです。これは本当です。

そして理由を伝えて、やり易くしてあげてください。 理由がわからないと次の人に伝えるときも「決まっているから」という理由で伝えてしまいますよ。

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