不動産屋に行く前に物件探し

不動産屋に行く前に

不動産屋に行く前に

実は私は不動産屋さんのお手伝いを20年やっています。
そこの社長とはツーカーです。裏のほうまでだいたいわかります。そんな私が昨日物件を探しにいきました。
いい物件情報を得るにはコツがあります。

私がまだ法学部にいた頃です。
できたばかりの不動産屋さんでアルバイトをしていました。
空いた部屋のクリーニングをするんですね。
だから大掃除なんかすると本格的です。

その後、芸能プロダクションに就職して、アルバイトは辞めました。が、社長さんには飲みに連れて行ってもらったりしていました。

その後、鍼灸按摩マッサージ指圧師になるべく学校に通う前や、通っている間は、賃貸の営業や、ホームページの作成や、管理のデータベース作りなどでお手伝いしました。最近では賃貸部の手伝いもしています。

そんなこんなで、どういう訳か不動産、特に賃貸に関しては裏側まで知るようになりました。

さて、そんな私が昨日新しい店舗を作るべく物件を見に行きました。
その中でぜひお伝えしたいテクニックがあるので、今日はそのお話をしましょう。

それは、【良いお客さんであることをアピールする】ということです。
おそらく多くの方はちょっと自信がないので不動産屋さんに行っても
【えー、あの、もしいい物件があったらいいなと思って】とか
【あんまりお金はないんですが、できるだけいい物件がいいんです】とか
【そのうちやれたらと思っていまして】とか言ってしまいます。
でもこれ、不動産屋さんからしたらやる気のなくなる言葉です。

わかります?何がいけないか。
借りよう、という熱意がなかったり、お金がないって、いったい借りれるのか?と思わせたり、いつか、っていつなんだろう。と思わせたりするんです。

不動産屋さんも時間と手間をかけて物件を紹介するのです。
借りる気のない、冷やかしみたいな人に時間はかけたくないですし、借りるお金がないなら話は進みませんので意味がないです。
また、いつかやりたい、だと今探しても、その実際にやるときにはその物件は決まってしまっていることが多いので、だったらその実際にやるときにいらしてくださいね。ということになります。

なので、いいですか、物件を探すときは、
【借りますよ。いい物件があったら、すぐ決めます。できたら2か月後にはオープンさせたいのです。】
などとちゃんと借りる。つまり探して紹介するだけの価値のあるお客さんになだと認識してもらうことがとっても重要です。

そうしていいお客さんに思ってもらえればこれから空く予定の物件の情報などが市場に出る前に自分のところに先にやってくるかもしれません。

だから例えば私なら、今までの店舗もあるので、信用してもらいやすいですし、安心してもらいやすいです。
本気で3店舗目を探しているんだなと思ってもらえるんです。
これが初めて、という場合はそういうバックグランドがないわけですが、それでもちゃんと十分いいお客さんに見てもらえる方法はあります。
それは、【はっきりした口調で、しっかり自分の希望の物件の条件を言えて】【その条件が無茶じゃなくて】【時期をしっかり言えて、希望の物件があったらちゃんと申し込む意思を見せて】【お金もちゃんと払えそうな風に見せる】
ということですね。大まかに言うと。

つまり、ちゃんとしっかりしたビジネスの取引ができる相手に見えるようにするということです。
服装などもジーンズ、スニーカーよりはもう少し引き締まった服装がいいと思います。
できたら名刺くらいあるといいと思います。
そして感じのいい笑顔もね。

そうして【いいお客さん】と思ってもらえばその不動産屋さんから
新しく空いた物件など先に教えてもらえるかもしれません。
ぜひ【私の条件に合うような物件の解約などが入ったらすぐにお教え願えませんか。】と言っておきましょう。
前のめりな感じが伝わるようにしてください。
あんまり引っ込み思案にはチャンスが転がってきません。
自信がなくても自分にハッタリをかけて、胸を張って探しに行ってください。

結論【不動産屋さんも手間暇かけるならちゃんとビジネスになる人を相手にするのでそういう人になる。もしくはそう見てもらえるようにする】

というところでしょうか。伊澤塾

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